台湾旅行記3

3日目。今日はフリー日なので多少ゆっくり目のお目覚め。でも背中痛くてあんまり寝れない。


朝食後はタクシーを呼んでもらい、台北駅へ。今日は電車で郊外の町九イ分を目指す。「千と千尋の神隠し」の舞台になったとか(うわさ)、なんとかゆう台湾映画の舞台になったとかゆう町。


台北駅でお目当ての電車を探す・・・が駅が広くてどこで買っていーのかまったくわからず。路線図を見ても書いてないし。
埒があかないのでチケット売場のおじさんに聞いてみることに。「△#×$■※%○!!」英語で聞くも返事は中国語。さっぱりわからん。公共の交通機関て働くならちょっとくらい英語わかってくれてもいーのに。そりゃ台湾来て中国語をしゃべれないほーが悪いのかもしれんが。


結局よく分からず仕舞いで、バスで行くことに。ちょーどいータイミングで「九イ分」行バスを発見。やはり英語は通じないものの身振り手振りも交え、なんとか乗れた。お釣りないとかで20元余分にとられたが・・・



市内からバスに揺られること約1時間。運転が荒いせいか、車がボロイのか(多分両方)途中かなり揺れた。昔の中国っぽい感じの景色が視界に入ってきたところが、目的地の九イ分。乗り換えいらずで、バスでかえってよかったかも。




町の入り口で市内観光で一緒した夫婦に遭遇。聞けば他の参加者もいたとのこと。ちょっと遠くまで来たと思ったが、考えることはみんな同じなのね。
町に入ると、狭い通路の両側にところ狭しと建ち並ぶ食べ物屋、お土産屋。そこにごったがえす人々。全体的に赤で、中国っぽい雰囲気。丁度昼時でもあるし、なんか名物が食べたい。といろいろ見ていると、やっぱり臭豆腐か。

一軒の臭豆腐屋を見つけると早速一串注文。「spicy、ラーOK?」と親父。早速いただくと、思ったより臭くない。味はカレーと唐辛子。うまい。でもせっかくならもっと臭いもんのほーがネタにはなったかな。



小腹が満たされたところで昼ご飯。食べてばっかでも気にしない。チャーハンとビール。チキンとビール。もやし炒めとビール。うまい。


場所も場所だしお土産屋はやはりお土産屋なので、あまりおしゃれ雑貨のよーなものはなく、あまりそそられない。パチモン多し。ちびまるこちゃん人形(一家勢揃い)とか。



土産物屋巡りにも飽きてきた。そろそろ帰ろうかと路地裏をうろついているとちょっと違った景色に遭遇。多分ここが映画の舞台になったとかゆーところなんだろう。


一通り回ったと思われるので、再びバスで市内へ。車内には団体のおばはん。うるさい・・狭い車内を飛び交う中国語。うるさい!


うるさくてあまり寝れないまま市内に到着。今日は最後のディナーだし、名物士林夜市には行ってみたい。夜まではまだ大分時間があるので、MRTで淡水へ行ってみることに。




淡水までは約30分。運賃も安いし、手軽なEXCURSIONという感じ。淡水沿いの散歩道は、台北に着いて以来はじめて静かで落ち着いた感じ。河を見てたそがれるヒトなど、地元民も多そうな感じ。今日は曇りだが、晴れていれば夕日がきれいなんだろう。台湾であまり癒される感じはなかったが、旅も大詰めにきて、淡水でちょとだけ癒されたかも。



あたりも暮れてきたので、台湾旅行最後のディナー目指して士林へ。入り口の剣譚駅には大勢のひとだかり。みんな夜市を目指すヒトたちなんだろう。これだけの胃袋を満たすのは、さすが台湾一の夜市といったところ。
早速入り口でビールを求め、何を食べようか品定め。お決まりの臭豆腐に餃子、ラーメン、鉄板焼きにステーキなど。とりあえず胡椒風味のソーセージを購入。うまい。ビールによく合う。



次に目に付いたのは水餃子。量も小皿でいろいろ食べるには丁度よさそう。早速注文するもでてきたのは何故かワンタン麺。まーなんでもいーやと一口いくと・・・うまい。スープはあっさりで、ワンタンだか水餃子だかも食感がいい。細めの玉子麺もよくからむ。台湾で出会った食事で一番うまかった。


その後台湾風生春巻きのようなものをつまみ、ある程度満たされたところでそろそろシメにしよう、と目に入ったのはジュージューとうまそうな音をたてて焼かれるステーキ。散々食べたあとで流石にこれは・・とも思ったが、最後だしまいっか。日本に帰ってダイエットすりゃ。


ジュージューと油を飛び散らせながら運ばれるステーキ。胡椒がかなり効いててちょっと辛いが、肉は柔らかくてうまい。これでパンとマカロニとスープついて150元は安い!


酔っ払ってお腹も満たされ電車で帰る気力などある訳もなく、当たり前のよーにタクシーでホテルへ。ごちそうさま。おやすみなさい。